生ごみを減らす方法を紹介。具体的なやり方やどんな効果・メリットがあるかも解説

脱炭素

家庭から出るごみの多くを占めているのが生ごみです。生ごみを減らしたいものの、何から始めてよいかわからない人も少なくないでしょう。

本記事では、家庭で生ごみを減らす具体的な方法を紹介します。生ごみを削減することでどんなメリットがあるかも解説するので、生ごみを減らしていきたい人はぜひチェックしてみてください。

家庭の生ごみを減らす方法は?

家庭から出る生ごみを減らすには、水切りをして水分を減らしたり、コンポストを導入したりしましょう。また、買い物で必要な分のみ購入し、買った食材は無駄なく使い切ることで、そもそも生ごみを発生させなくするのも効果的です。

ここからは、家庭の生ごみを減らす方法を詳しく解説していきます。

生ごみはしっかり水切りしてからゴミ袋へ入れる

生ごみの約8割は水分といわれています(※)。生ごみの水をしっかり切るだけで、生ゴミの体積・重量を大きく減らすことが可能です。

水切りの方法は、水切りネットを使う、紙製水切り袋を使う、市販の水切り器を使うなどさまざまです。自治体のホームページでは、家にある新聞紙やペットボトルでできる水切りの仕方も紹介しているので、参考にするとよいでしょう。

より効果的に水切りをしたい場合は、生ごみを乾燥させるのがおすすめです。野菜のクズなどの生ごみは新聞紙などのうえに置き、天日干しにするか、風通しのよいところに置いておきましょう。ほかには、生ごみをフタをせず保存容器などに入れて、ゴミ出しの日まで冷蔵庫で保管しておく方法もあります。低温で乾燥させるため、ニオイが発生しにくく、虫が寄り付かない点もメリットです。

生ごみを水切りすることで、ごみが軽くなり、嫌なニオイが発生しにくくなります。ごみの重量が減れば、ゴミ出しの作業も楽になります。

※参考:環境省「ごみ出しのコツをつかんで楽しく分別しよう!」

買い物では必要な分だけ購入しよう

生ごみを減らすには、買い物で必要なぶんだけ購入することも大切です。

買い物に行く前には、冷蔵庫などで家にある食材を確認するようにしましょう。それだけで、同じものを重複して買うことを避けられます。また、必要な食品をリストアップした買い物リストを作り、リストにないものは基本的に買わないことも大切です。

買った食材は無駄なく使う

購入した食材はすべて無駄なく使い切りましょう。無駄なく使うにはいくつか方法があります。家にある食材を腐らせないように古い食材を優先的に使い、野菜の種や皮もできるだけ調理に活用しましょう。もし料理が残ったら翌日のおかずにするなどして、残った料理も捨てないように工夫してください。

ここからは、買った食材を無駄なく使い切る方法を紹介します。

古い食材から使う

調理に使う食材は、できるだけ古いものを優先的に使いましょう。新しい食材を先に使うと、古い食材が傷んだり腐ったりしてしまい、生ごみとして廃棄することになりかねません。

我が家では、古い食材はできるだけ冷蔵庫の手前側など目立つ部分に置くようにしておき、使い忘れがないように心がけています。また、週に数回はあまった食材でできるおかずを作っています。ネットで調べればさまざまなレシピが出てくるので、うまく活用しましょう。

賞味期限切れの食品はすぐ廃棄しない

賞味期限切れの食品は、すぐに廃棄しないようにしましょう。消費期限が過ぎている食品は基本的に食べるのを避けたほうがよいですが、賞味期限が過ぎている食品は、必ずしも食べられない食品ではありません。賞味期限は、品質が変わらずにおいしく食べられる期限のことで、一般的に傷みにくい食品につけられています。食品にもよりますが、賞味期限が1日・2日過ぎた程度なら多くの場合問題ありません

どの程度期限が過ぎているかに加え、ニオイや色はどうか、カビが生えていないかなど五感に基づいて、自分で食べられそうか判断することが大切です。

賞味期限切れの食品をそのまま食べるのに抵抗があるのであれば、加熱加工するのがおすすめです。我が家では、牛乳が賞味期限を少し過ぎた場合、クリームシチューやホットケーキなどに活用しています。

残った料理は翌日のおかずにする

ちょうどよい量だと思って作っても、家族の好みやお腹の空き具合によっては料理が残ることがあります。夕食の料理が残った場合は、保存容器に入れておき翌日のおかずにしましょう

もし連日同じ料理を食べたくないなら、アレンジするのがおすすめです。我が家では、焼きそばが余ったら翌日朝は焼きそばをトーストで挟んで、焼きそばパンとしていただきます。また、カレーが余ったら、翌日はカレーうどんにします。アレンジレシピも簡単にネットで調べられるので、残り物があったらチェックして試してみましょう。

野菜・果物の種・皮などもできるだけ食べ切る

野菜・果物の皮などもできるだけ食べると、生ごみを減らせます。普段何気なく皮をむいたり、種を取ったりして捨てている部分のなかには食べられるものも多くあります。例えば、にんじんの皮、キャベツの芯、ブロッコリーの茎、ピーマンのワタ・種などは食べられ、しかも栄養が豊富です。

我が家では、にんじんの皮やキャベツの芯はきんぴらにして、よくいただきます。ブロッコリーの茎部分も硬い皮をむいて、ゆでたり蒸したりすると甘みがあっておいしいです。また、りんごは皮をむかずに食べたり、みかんの皮はジャムやマーマレードにしたりするのもおすすめです。

なお、野菜や果物の皮に付着している農薬などが気になる人は、無農薬もしくは減農薬のものを購入するとよいでしょう。我が家では、家庭菜園で無農薬で育てた野菜を使うほか、果物は無農薬もしくは減農薬で栽培されたものを多く購入しています。

コーヒーかすや茶殻は消臭アイテムに再利用する

コーヒーかすやお茶がらは、天日干しなどで乾燥させて、お茶パックや布などで包めば消臭剤として1カ月程度利用できます。下駄箱や冷蔵庫のほか、ゴミ箱の近くに置いておくのもおすすめです。消臭剤として使い終わったら、燃えるごみとして出したり、コンポストに入れたりしましょう。

コンポストを利用する

生ゴミを大きく減らしたい人には、コンポストの利用がおすすめです。生ゴミを1日1回程度コンポスターに入れてかき混ぜれば、微生物の力で数カ月〜半年後に栄養豊富な堆肥になります。堆肥は家庭菜園や花壇の肥料として使えるほか、自治体によっては回収しているところもあります。

コンポストの種類はさまざまです。手軽にできる段ボールコンポスト、ニオイが出にくくベランダでもやりやすいトートバッグ型、土に埋めるタイプの土中型、ごみが二酸化炭素や水に分解されて残らないキエーロなど。我が家では、トートバッグ型のLFCコンポストをマンションのベランダに置いています。できた堆肥は、家庭菜園や緑のカーテンの土に混ぜて使っています。

家庭で生ゴミを減らすメリットは多い

家庭で生ごみを減らすと、生活の質がよくなったり、食費を節約できたりするほか、地球温暖化を抑えるのにも貢献できます。ここからは、生ごみを削減するメリットや効果を解説します。

不快なニオイを軽減でき、ゴミ出しの負担も軽減できる

生ゴミを減らすと、生ごみから出る嫌なニオイの発生を軽減できます。においの原因は、菌やカビが生ゴミを腐敗・発酵させるときに発生するガスです。水気があると菌やカビが繁殖しやすいため、生ごみの水分をよく切るだけでもニオイを軽減できます。

また、多くの家庭では、燃えるごみの大半は生ごみであるため、生ごみを減らすことで燃えるごみを出す量や頻度を減らせます。我が家では、コンポストを導入することで生ごみはほぼゼロになり、燃えるごみは20Lサイズの袋で週2回出していたのが、10Lサイズの袋を週1回出す程度まで低減できました。

食費やゴミ袋代を減らせる

毎月の出費を減らせることも、生ごみを削減するメリットです。必要な分だけ食材を買い、食材をできるだけ使い切れば、廃棄する食材ぶんの食費を削減できます。

また、生ごみの量が減れば、有料のゴミ袋を購入する回数も減らせるでしょう。

焼却・運搬にともなうCO2排出を減らせ、地球環境の保全に貢献できる

生ごみを減らすことは、地球環境の保全にもつながります。

我々が日々出している生ごみは、自治体がゴミ収集車で運搬し、焼却処分するのが一般的です。ごみの多くを占める生ごみを減らせば、ごみを運搬したり、焼却したりする際に発生するCO2排出量を削減でき、地球温暖化を抑えるのに貢献できます

生ごみを減らしてサステイナブルな生活をしよう

生ごみを減らせば、住んでいる自治体のごみ処理の負担を軽減でき、CO2排出量を減らして地球環境によい影響を及ぼせます。本ブログでは、サステイナブルな生活を実践するためのさまざまな方法を発信しています。

以下の記事では、地球環境に優しい形で料理や洗濯、お風呂に入る方法などを紹介しています。サステイナブルな暮らしをしたい人はぜひチェックしてみてください。

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